PWL-1150N/PWL-1260N(門型NC車輪旋盤)
本機は軸箱を外した状態の輪軸について車輪踏面を左右同時に自動で計測・削正を行う機械です。
JRの新幹線や在来線・私鉄各社・地下鉄など、普段通勤・通学で利用する身近な交通においても安全性や乗り心地の向上のために定期的なメンテナンスが実施されています。
そういったメンテナンス用設備機械においても、オーエム製品は取り入れられており、日々品質の向上に活躍しています。
※ 写真はPWL-1260N
主な特徴
- 高剛性の一体門型コラムと、高精度大径スピンドルの採用により、重切削が可能
最大20㎜(直径値)
- 切屑処理がスムーズ
全閉型カバー採用によるスムーズな切屑処理
- 全自動で計測可能
車輪踏面直径、フランジ厚さ、フランジ高さ、車輪巾、
内面間距離、内面の振れ、踏面の振れ
- 10本の切削工具を搭載
予備ツールのセッティングが可能
主な仕様
加工可能車輪径
- 最大加工径(素材):1150mm
- 最小加工径(仕上り径):600mm
主軸台(ヘッドストック)
センター高さ(レール面から) | 750mm | ||
面板直径 | 1360mm | ||
クランプ直径 | 爪台中心直径 | 最大 | 1100mm |
最小 | 600mm | ||
面板間距離 | ゲージ1067の時 | 加工位置 | 2250mm |
待機位置 | 3300mm | ||
ゲージ1435の時 | 加工位置 | 2620mm | |
待機位置 | 3670mm | ||
面板回転速度 | 2~48min-1 (無段変速) |
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最大切削力 | 44100N | ||
最大回転力 | 43600N・m | ||
最大許容車輪質量 | 2500kg |
刃物台
X軸(上・下)移動量(1刃物台) | 535mm | |
Z軸(左・右)移動量(1刃物台) | 595mm | |
切削送り速度 | X軸 | 0.1~3.0mm/rev |
Z軸 | 0.1~3.0mm/rev | |
早送り速度 | X軸 | 5000mm/min |
Z軸 | 7000mm/min | |
タレット割出数 | 10ポジション |
機械質量
機械本体 | 5800kg |
油圧ユニット | 800kg |
制御盤 | 900kg |